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安食台地区の防犯パトロールに取り組んでいる「ふれあいパトロール隊」は、安食台3丁目の46名の方が中心となって、2丁目の13名、4丁目の若干名、1・5・6丁目の14名が活動しています。

人任せではなく一人一人が防犯意識を持ち、子ども、女性、お年寄りが安心して暮らせる環境の良い街を目指しています。

このパトロール隊は、近年の子どもや高齢者に対する凶悪事件、また通り魔事件が頻発するなどの社会的背景のもと、警備保障会社に勤めた経験がある早川さんら5名が中心となり、昨年9月15日に発足しました。

活動は、会員が都合のつく時間に腕章を付けパトロールし、不審者や危険な行為を見つけたときに通報するのが目的で、自分のライフスペースに合わせて行っています。買い物ついでや散歩のとき、中には、終電で降りてから腕章を付けて家に帰る徹底ぶりを見せる会員もいます。

「環境の良くない街は犯罪者が狙っています。阻止しましょう」を合言葉に、タバコや空き缶のポイ捨て、公共の場で犬を離して遊ばす、犬の糞の始末の呼びかけなど、地区の環境整備にも貢献しています。

「決まった時間に活動すると犯人に裏をかかれます。防犯は時間を定めずに歩くことで効果が現れます」と早川さん。現在、安食台地区に200枚の腕章を配布しているふれあいパトロール隊。今後は、安食台全域に会員を増やすことを考えています。一緒に活動してくれるかたはご連絡をおまちしています。