龍角寺の七不思議

龍角寺周辺から現在の房総のむら、坂田ヶ池周辺(成田市)にかけて、不思議な伝説が語り継がれています。「龍角寺の七不思議」をご紹介します。

八つの井戸

片歯梅 

八つの井戸 片歯梅

龍角寺・酒直地区の山裾には清水湧く八つの井戸があり、人々は毎日その水を汲みに行っていました。しかし大変不便であったので、ある時、いくつかの家々で近所に井戸を掘ったところ、ことごとく不幸に見舞われたといいます。以来、新たに井戸を掘る者はいませんでした。

昔、坂田ヶ池の堤は度々切れて水害をもたらしました。そこで、梅の実をかじっている子どもを背負った通りがかりの女を人柱にしたところ、堤が切れることはなくなりました。その後、そこに生えた梅の木の実には、どれも子どもがかじったような跡がついているということです。

不増不減の石

 龍燈腰掛の松

不増不減の石

龍燈腰掛の松

龍角寺境内の塔心礎の柱穴に溜まった水は、大雨の日も日照りの日も増減することがないといわれています。

慈雨を降らせた印旛沼の竜の裂かれた頭部が、素羽鷹神社の松にかかりました。その後、そこに燈火があがったともいわれていますが、今は枯れてしまったといいます。

三ヶの岩屋

 村雨返しの松

三ヶの岩屋 村雨返しの松

岩屋古墳とみそ岩屋古墳(一説に上福田岩屋古墳も)の三つの石室を三ヶの岩屋といいます。ここに住む隠れ座頭という妖怪が、冠婚葬祭などに足りない膳や椀を貸してくれていましたが、あるとき返し忘れたことで二度と貸してくれなくなりました。今も龍角寺に返し忘れたという膳椀一組が保管されています。

昔、龍角寺と南羽鳥の境界に松の木がありました。この松を境に、一方は雨が降っていても、もう一方は晴れている、そんなことが度々あったといわれます。この松も今は枯れてしまったといいます。

親は古酒、子は清水

 

親は古酒、子は清水

 

岩屋古墳の南の崖下にある湧水。毎日、自分の稼ぎで父親に酒を飲ませていた親孝行な息子が、稼ぎのなかった日にしかたなくこの清水を汲んで帰りました。すると父親は、これは良い酒だといって大層喜びました。しかし、翌日になって息子が飲んでみると、やはりただの清水であったそうです。

 

 

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