矢口工業団地拡張事業を全面的に支援する決議

　 矢口工業団地は、栄町唯一の工業団地として、平成４年に完成し、現在２２社が操業し、住民の雇用の場、そして町の税収面など、我が町への貢献度、影響度は誠に大きくなっている。

　一方、本町の人口は現状のまま推移すると、今後、急激に減少すると言われている。

　この人口減少を克服するためには、工場誘致など新たな雇用の場の創出が是非とも必要であるが、栄町では矢口工業団地以外は都市計画法上などから開発がほとんど不可能であり、その矢口工業団地も既にほぼ一杯となっている状況である。

　このような中、日本食研ホールディングス株式会社から、新たな工場建設のために、現在の敷地を拡張したい旨の要望があり、またとないこの機会を逃すことは、町の大きな損失になると考えるとともに、同社の生産拠点が我が町から離れていくことも危惧するところである。
　
　すなわち、町民の雇用の拡大及び町財政に及ぼす影響を考えると、矢口工業団地の拡張を成功させることが、次の時代における栄町の発展を左右する、大きなキーポイントであると考える。

　よって、私たち栄町議会議員は、本事業を成し遂げるため町執行部を全面的に支援していくものとする。