○外国の地方公共団体の機関等に派遣される栄町職員の処遇等に関する規則

平成9年3月18日

規則第12号

注 平成23年3月から改正経過を注記した。

(趣旨)

第1条 この規則は、外国の地方公共団体の機関等に派遣される栄町職員の処遇等に関する条例(平成9年栄町条例第5号。以下「条例」という。)第2条第2項第3号第4条第1項及び第8条第2項の規定により、外国の地方公共団体の機関等に派遣される栄町の職員の処遇等に関し必要な事項を定めるものとする。

(派遣の対象とならない職員の特例)

第2条 条例第2条第2項第3号に規定する規則で定める職員は、国家公務員法(昭和22年法律第120号)第59条第1項の規定により官職に正式に採用されていた者又は地方公務員法(昭和25年法律第261号)第22条の規定により栄町以外の地方公共団体の職員の職に正式に採用されていた者であって、引き続き職員として採用されたものとする。

(令元規則23・一部改正)

(一般の派遣職員の給与)

第3条 一般の派遣職員(条例第4条に規定する一般の派遣職員をいう。以下この条において同じ。)の派遣の期間中の給与は、その派遣先の勤務に対して報酬(報酬、賃金、給料、俸給、手当、賞与その他いかなる名称であるかを問わず、派遣先の勤務の対償として受ける全てのものをいい、通勤手当、特殊勤務手当、時間外勤務手当、休日勤務手当、夜間勤務手当、宿日直手当及び管理職員特別勤務手当に相当するものを除く。以下この条において同じ。)が支給されない場合又はその派遣先の勤務に対して支給される報酬の年額(次項において「報酬年額」という。)が、外務公務員俸給等相当年額(当該派遣の期間の初日(以下この条において「派遣の日」という。)の前日における当該一般の派遣職員の給料及び扶養手当(当該一般の派遣職員が派遣の日の属する月の初日から派遣先の機関の所在する国に所在する大使館に勤務する外務公務員(以下この項において「所在国勤務の外務公務員」という。)であるとした場合に在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律(昭和27年法律第93号。以下この項において「外務公務員給与法」という。)の規定により配偶者手当が支給されることとなる職員については、配偶者に係る分を除く。)の月額を基礎として算定される給料、扶養手当、期末手当及び勤勉手当の年額と当該一般の派遣職員が派遣の日の属する月の初日から所在国勤務の外務公務員であるとした場合に外務公務員給与法の規定により支給されることとなる在勤基本手当、住居手当及び配偶者手当の年額の合計額をいう。以下この条において同じ。)に満たない場合は、給料、扶養手当、地域手当、住居手当及び期末手当のそれぞれに100分の100以内を乗じて得た額とする。

2 前項の規定による給与の額の計算の基礎となる支給割合を決定するに当たっては、決定された支給割合により支給されることとなる給与の年額が、外務公務員俸給等相当年額から報酬年額を減じた額(派遣先の勤務に対して報酬が支給されない場合にあっては、外務公務員俸給等相当年額)を超えてはならない。

3 外務公務員俸給等相当年額の算定に当たっては、一般職の職員の給与に関する条例(昭和36年栄町条例第12号)第4条第4項の規定により標準号給数(同条第5項に規定する規則で定める基準において当該一般の派遣職員に係る標準となる号給数をいう。)を昇給するものとして計算するものとする。

4 第1項に規定する住居手当の年額は、当該一般の派遣職員の派遣の日の前日の為替相場により、本邦の通貨に換算して計算するものとする。

5 前項の規定は、派遣先の勤務に対して支給される報酬の額が外国の通貨で定められている場合について準用する。

6 条例第3条第1項の規定により一般の派遣職員の派遣の期間が更新されたときは、当該一般の派遣職員の当該更新の日以後の給与は、当該更新の日を派遣の日とみなして前各項の規定を適用して得た額とする。

7 第1項又は前項の規定による給与の額の計算の基礎となる支給割合は、一般の派遣職員の派遣の期間中において町長が特に必要があると認めるときは、変更することができる。

8 第1項第6項又は前項の規定による給与の額の計算の基礎となる支給割合は、100分の1未満の端数があってはならないものとする。

(平23規則2・令元規則23・一部改正)

(報告)

第4条 任命権者(町長を除く。)は、毎年5月31日までに、前年の4月1日に始まる年度内において条例第2条第1項の規定により派遣した職員の派遣先機関、派遣期間、派遣先機関における処遇の状況等及び同項の規定により派遣された職員であって、当該年度内に職務に復帰したものの復帰後の処遇の状況等を町長に報告するものとする。

(平23規則2・一部改正)

(施行期日)

1 この規則は、平成9年4月1日から施行する。

(栄町職員の期末手当及び勤勉手当の支給に関する規則の一部改正)

2 栄町職員の期末手当及び勤勉手当の支給に関する規則(昭和39年栄町規則第6号)の一部を次のように改正する。

第2条に次の1号を加える。

(7) 無給派遣職員(外国の地方公共団体の機関等に派遣される栄町職員の処遇等に関する条例(平成9年栄町条例第5号)に定める派遣職員(以下「派遣職員」という。)のうち、給与の支給を受けていない職員をいう。)

第8条に次の1号を加える。

(3) 派遣職員

(栄町職員の給料の支給に関する規則の一部改正)

第4条第1項に次の1号を加える。

(5) 外国の地方公共団体の機関等に派遣される栄町職員の処遇等に関する条例(平成9年栄町条例第5号。以下「派遣条例」という。)第2条第1項の規定により派遣され、又は派遣の終了により職務に復帰した場合

第4条第2項中「、又は育児休業法第2条の規定により育児休業をし」を「、育児休業法第2条の規定により育児休業をし、又は派遣条例第2条第1項の規定により派遣され」に改める。

第5条中「又は育児休業法第2条の規定による育児休業等」を「、育児休業法第2条の規定による育児休業又は派遣条例第2条第1項の規定による派遣」に改める。

(平成13年3月30日規則第14号抄)

(施行期日)

1 この規則は、平成13年4月1日から施行する。

(平成18年9月7日規則第46号)

この規則は、公布の日から施行する。

(平成23年3月17日規則第2号)

この規則は、公布の日から施行する。

(令和元年12月26日規則第23号抄)

(施行期日)

1 この規則は、令和2年4月1日から施行する。ただし、第5条中外国の地方公共団体の機関等に派遣される栄町職員の処遇等に関する規則第3条第3項の改正規定は、公布の日から施行する。

外国の地方公共団体の機関等に派遣される栄町職員の処遇等に関する規則

平成9年3月18日 規則第12号

(令和2年4月1日施行)