○栄町消防吏員の服制に関する規則

令和4年3月30日

規則第8号

(趣旨)

第1条 この規則は、消防組織法(昭和22年法律第226号)第16条第2項の規定により栄町消防吏員(以下「消防吏員」という。)の服制に関し必要な事項を定めるものとする。

(服制)

第2条 消防吏員の服制は、別表及び別図に定めるとおりとする。

(委任)

第3条 この規則で定めるもののほか必要な事項は、消防長が別に定める。

(施行期日)

1 この規則は、令和4年4月1日から施行する。

(栄町消防吏員被服等貸与規則の一部改正)

2 栄町消防吏員被服等貸与規則(平成6年栄町規則第23号)の一部を次のように改正する。

〔次のよう〕略

別表(第2条)

1 消防吏員被服服制

冬服

制帽

色及び地質

濃紺色の毛織物又は合成繊維の織物とする。

製式

帽体

男性

円形とし、ひさし及びあごひもは、黒色の合成樹脂とする。

あごひもの両端は、各1個の金色の金属製の消防章で帽の両側にとめる。

天井の両側に、はと目をつけ、通風口とする。

すべり革には、所要の通風口をつける。

天井の内側には、汚損よけをつける。

形状は、別図のとおりとする。

女性

円形つば型とし、帽のまわりに濃紺色又はその類似色のリボンを巻くものとする。

形状は、別図のとおりとする。

き章

銀色の金属製の消防章をモール製の金色桜で抱擁する。

台地は、濃紺色とする。

形状及び寸法は、別図のとおりとする。

周章

男性については、帽の腰まわりには、黒色のなな子織を巻き、消防司令以上は、じゃ腹組の金線及びじゃ腹組の黒色線を、消防司令補は、じゃ腹組の黒色線を巻くものとする

寸法は、別図のとおりとする。

上衣

色及び地質

制帽と同様とする。

製式

前面

男性

折り襟とする

胸部は、二重とし、各3個の消防章をつけた金色の金属製のボタンを2行につける。

形状は、別図のとおりとする。

女性

打合せを右上前とするほかは、男性と同様とする。

階級章

黒色の台地とし、上下両縁に金線のししゅう状を施し、中央に平織の金線及び銀色の消防章をつける。

階級章は、右胸部につける。ただし、消防長の職にある者は、これをつけないことができる。

形状及び寸法は、別図のとおりとする。

消防長章

銀色の台地とし、3条の金色線及び2条の黒色線を配し、中央にいぶし銀色の桜葉及び銀みがきの桜花で囲んだはめ込みの金色の消防章を配する。

消防長章は、階級章の上部につける。

形状及び寸法は、別図のとおりとする。

袖章

1条の黒色のしま織線に、消防司令補以上は、1条のじゃ腹組の金線を、消防士長は、1条のじゃ腹組の銀線を表半面にまとい、消防司令以上は、その下部に金色の金属製の消防章をつける。

形状及び寸法は、別図のとおりとする。

エンブレム

左上腕の表面部分にマジックテープでとめる。

形状は、別図のとおりとする。

襟章

左襟の返し穴に栄町消防吏員き章はい用規程(平成6年訓令第7号)に定めるバッジをつける。

下衣

色及び地質

上衣と同様とする。

製式

男性

長ズボンとする。

形状は、別図のとおりとする。

女性

長ズボン又はスカートとする。

形状は、別図のとおりとする。

ワイシャツ

白色の織物とする。

ネクタイ

濃紺色の織物とする。

バンド

色及び地質

黒色の合成皮革製とする。

製式

前金具は、金属製とし、その中央に消防章をつける。

形状は、別図のとおりとする。

夏服

制帽

色及び地質

紺色の毛織物又は合成繊維の織物とする。

製式

帽体

男性

円形とし、ひさし及びあごひもは、紺色と類似色の合成樹脂製とする。

あごひもの両端は、各1個の金色の金属製の消防章で帽の両側にとめる。

天井の両側に、はと目をつけ、通風口とする。

腰は、藤づる編みとし、すべり革には、所要の通風口をつける。

天井の内側には、汚損よけをつける。

形状は、冬服の制帽と同様とする。

女性

冬服の制帽と同様とする。

き章

冬服の制帽と同様とし、台地は、紺色とする。

周章

帽の腰まわりには、紺色と類似色のなな子織を巻くものとする。

上衣

色及び地質

淡青色の毛織物又は混紡繊維の織物とする。

製式

前面

男性

シャツカラーとする。

淡青色と類似色のボタンを1行につける。

形状は、別図のとおりとする。

女性

打合せを右上前とするほかは、男性と同様とする。

肩章

外側の端を肩の縫目に縫い込み、襟側を地質と類似色の1個のボタンでとめる。

長袖とし、カフス付きボタンでとめる。

階級章

冬服の上衣と同様とする。

消防長章

エンブレム

下衣

色及び地質

制帽と同様とする。

製式

男性

長ズボンとする。

形状は、別図のとおりとする。

女性

冬服の下衣と同様とする。

バンド

色及び地質

濃青色の合成繊維製とする。

製式

一端に金属製のほつれ留めをつける。

前金具は、金属製とし、その中央に消防章をつける。

形状は、別図のとおりとする。

作業帽

色及び地質

濃紺色の合成繊維の織物とする。

製式

帽体

帽の後部にアジャスターをつけ、天井上部に、通風口を設ける。

形状は、別図のとおりとする。

前章

前面に、「SAKAE」、「FIRE DEPT.」の文字を銀色でししゅうしたものを配したものとする。

活動服

上衣

色及び地質

濃紺色の難燃性の合成繊維の織物とし、襟、肩及び背面上部にオレンジ色を配する。

製式

シャツカラーとし、背部に消防本部名を表示する。

用途に応じ、通気性、難燃性、強度、帯電・静電防止等の機能に配慮する。

形状は、別図のとおりとする。

肩章

外側の端を肩の縫い目に縫い込み、襟側を地質と類似色の1個のボタンでとめる。

長袖で、カフス付きとし、ファスナー開閉とする。

階級章

冬服の上衣と同様とする。

標識

消防本部名をオレンジ色糸でししゅうした織物を左胸部のポケット上部に縫いつける。

名札

個人名をオレンジ色糸でししゅうした織物を標識の下部に縫いつける。

エンブレム

右上腕の表面部分にマジックテープでとめる。

形状は、冬服の上衣と同様とする。

ズボン

色及び地質

上衣と同様とする。

製式

長ズボンとし、両ももの側面に各1個のポケットをつける。

形状は、別図のとおりとする。

バンド

色及び地質

濃紺色の合成繊維製とする。

製式

前金具は、2本の金属製のピンとする。

形状は、別図のとおりとする。

防寒着

色及び地質

黒色一部オレンジ色の合成繊維製とする。

製式

ブルゾン型とし、背部に消防本部名を表示する。

前ファスナーによる開閉式とし、フードは、襟回りにボタンでとめる。

形状は、別図のとおりとする。

雨衣

色及び地質

黄色の合成繊維製とする。

製式

立て折り兼用襟とする。

上衣は、前ファスナーによる開閉式とし、フードは、襟回りにボタンでとめる。

ズボンは、長ズボンとする。

背部に消防本部名を表示する。

形状は、別図のとおりとする。

保安帽

色及び地質

白色のガラス繊維を基材としたポリエステル樹脂製とする。

製式

帽体

内部に頭部の振動を防ぐ装置をつける。

あごひもは、合成繊維製とし、締めつけ金具付きとする。

帽の左右に消防本部名を表示する。

形状は、別図のとおりとする。

き章

プラスチックフィルム製の消防章とする。

形状及び寸法は、別図のとおりとする。

周章

帽の周囲に1条から3条までの赤い反射線を巻くものとする。

形状及び寸法は、別図のとおりとする。

短靴

黒色の革製とする。

編上靴

黒色の革製及び布製とする。

手袋

革製又は合成繊維製とする。

2 防火被服服制

防火帽

防火保安帽

色及び地質

銀色のガラス繊維を基材としたポリエステル樹脂製とする。

製式

帽体

フリッツ型とし、内部に頭部の振動を防ぐ装置をつける。

あごひもは、合成繊維製とし、締めつけ金具付きとする。

形状は、別図のとおりとする。

き章

合成樹脂製とし、台地は、黒色とする。

形状及び寸法は、別図のとおりとする。

周章

消防吏員被服服制の保安帽と同様とする。

しころ

色及び地質

濃紺又は茶色の難燃性の合成繊維の織物とする。

製式

防火保安帽に取りつけできるものとし、その前面は、両眼で視認できる部分を除き、閉じることができるものとする。

形状は、別図のとおりとする。

防火衣

色及び地質

防火帽のしころと同様とする。

製式

外衣と中衣からなる多層構造とする。

折り襟とする。

サスペンダー付きズボンに腰部調整用ベルトをつける。

側腹部、胸部及びズボン脇にふた付きのポケットをつける。

前身ごろ、袖口、ズボン裾及び背部に反射テープをつける。

背部に消防本部名を表示する。

形状は、別図のとおりとする。

防火靴

黒色一部黄色の長編上とし、先しん及び踏み抜き防止鋼板を入れる。

防炎頭巾

難燃性の合成繊維の織物とし、頭部から頚部を保護できる形状とする。

災害活動用手袋

革及び難燃性の合成繊維製とし、対切創性及び防水性を備えた構造とする。

3 救急被服服制

救急服

冬上衣

色及び地質

明るい灰色の合成繊維と綿との混紡織物とする。

製式

台襟付きのシャツカラーの長袖とし、背部に消防本部名を表示する。

ウエストラインにタックを入れる。

比翼仕立てとし、胸部左右に各1個、左肩下に1個のポケットをつけ、胸部左右のポケットには、ふたをつけてマジックテープでとめる。

襟にポリエステルと綿との混紡糸を使用した白色のブロードの替え襟をつける。

形状は、別図のとおりとする。

肩章

外側の端を肩の縫い目に縫い込み、白色の反射テープの肩章カバーを差し込むとともに、明るい灰色と類似色の1個のボタンでとめる。

階級章

消防吏員被服服制の冬服の上衣と同様とする。

標識

ししゅう糸を青色糸とするほかは、消防吏員被服服制の活動服の上衣と同様とする。

救急救命士標識

救急救命士を赤色糸でししゅうした織物を標識の上部に縫いつける。

右上腕の表面部分に、救急救命士ワッペンをマジックテープでとめる。

形状は、別図のとおりとする。

名札

ししゅう糸を青色糸とするほかは、消防吏員被服服制の活動服の上衣と同様とする。

冬ズボン

色及び地質

灰色の毛と合成繊維との混紡織物とする。

製式

長めのタックを入れた長ズボンとする。

形状は、別図のとおりとする。

夏上衣

色及び地質

薄手の生地とするほかは、冬上衣と同様とする。

製式

長袖又は半袖とし、その他は、冬上衣と同様とする。

形状は、別図のとおりとする。

肩章

冬上衣と同様とする。

階級章

標識

救急救命士標識

名札

夏ズボン

色及び地質

薄手の生地とするほかは、冬ズボンと同様とする。

製式

バンド

色及び地質

白色の合成繊維製とする。

製式

消防吏員被服服制の活動服のバンドと同様とする。

4 救助被服服制

救助服

上衣

色及び地質

オレンジ色の難燃性の合成繊維の織物とする。

製式

開きんの長袖とし、背部に消防本部名を表示する。胸部左右に各1個のポケットをつける。

形状は、別図のとおりとする。

階級章

消防吏員被服服制の活動服の上衣と同様とする。

標識

ししゅう糸を黒色とするほかは、消防吏員被服服制の活動服の上衣と同様とする。

名札

エンブレム

消防吏員被服服制の活動服の上衣と同様とする。

ズボン

色及び地質

上衣と同様とする。

製式

長ズボンとし、両ももの側面に各1個のポケットをつける。

バンド

色及び地質

オレンジ色の合成繊維製とする。

製式

消防吏員被服服制の活動服のバンドと同様とする。

別図

1 消防吏員被服服制

冬服

制帽

男性

女性

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き章

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周章

消防司令補

消防司令長

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消防士長

消防副士長

消防士

消防司令

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上衣

前面

後面

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階級章

消防士長

消防司令長

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消防副士長

消防司令

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消防士

消防司令補

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消防長章

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袖章

消防司令補

消防司令長

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消防士長

消防司令

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消防副士長

消防士


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エンブレム

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下衣

ズボン(前面)

ズボン(後面)

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スカート(前面)

スカート(後面)

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バンド

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夏服

上衣

前面

後面

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下衣

ズボン(前面)

ズボン(後面)

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スカート(前面)

スカート(後面)

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バンド

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作業帽

前面

後面

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活動服

上衣

前面

後面

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ズボン

前面

後面

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バンド

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防寒着

前面

後面

フード

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雨衣

上衣(前面)

上衣(後面)

フード

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ズボン(前面)

ズボン(後面)


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保安帽

前面

側面

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き章

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周章

消防士長

消防司令長

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消防副士長

消防司令

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消防士

消防司令補

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2 防火被服服制

防火帽

防火保安帽(前面)

防火保安帽(側面)

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き章

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しころ

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防火衣

上衣(前面)

上衣(後面)

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ズボン(前面)

ズボン(後面)

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3 救急被服服制

救急服

冬上衣

前面

後面

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救急救命士ワッペン


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冬ズボン

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夏上衣

長袖(前面)

長袖(後面)

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半袖(前面)

半袖(後面)

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夏ズボン

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4 救助被服服制

救助服

上衣

前面

後面

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ズボン

前面

後面

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栄町消防吏員の服制に関する規則

令和4年3月30日 規則第8号

(令和4年4月1日施行)

体系情報
第10類 災/第2章
沿革情報
令和4年3月30日 規則第8号