下水道事業長期計画
町ではより効率的に下水道事業を進めていくために、次の4つの点検を行い、この点検の結果を基に、栄町事業効率化・重点化計画として下水道事業長期計画(平成20年度~平成24年度)を策定しました。
4つの点検
役割分担の再点検
他の汚水処理施設との役割分担を費用比較、その他の観点により再度合理的に検討。特に、人口減少を見据えた合理的分担を検討する。
コスト管理の再点検
現在の整備単価を分析し今後の整備単価の見通しと、より一層のコスト低減方策を再度合理的に検討する。
時間管理の再点検
整備順位の再検討を行うとともに整備のスピードアップ、効果発現の迅速化のための方策等を再度合理的に検討する。
整備効果の再点検
上記3つの再検討を踏まえ、下水道事業の整備効果を再度合理的に検討する。
下水道事業長期計画
次期計画期間(平成20年度~24年度)中の整備方針
●現認可区域内で住民の要望の高い酒直地区、龍角寺地区の整備を行う。また、安食堀口地区等の区画整理事業区域の整備促進を図る。
整備面積497ヘクタール → 526ヘクタール(全体計画区域737ヘクタールの71パーセント
BOD及びSSとも92.5パーセントの除去率とする
BOD:270ミリグラム毎リットル → 15ミリグラム毎リットル、
SS:210ミリグラム毎リットル → 12ミリグラム毎リットル)
●公共用水域の水質環境保全及び町民の生活環境改善を目的とする。
●平成29年度の下水道完成を目的に、長期計画期間中には合計約15億円の事業費を見込み、各年次の事業内容及び町の財政計画に従い事業費を配分する。
整備単価
●長期計画期間の整備単価(コストは管渠とポンプ場の合計) 83.5万円/人
コスト縮減方策
●管渠の埋設において浅埋できるところは、浅層埋設で検討する。
●人孔間延長をできるだけ伸ばす。
●小型人孔の使用を検討する。
●埋め戻し土の発生材使用や舗装の再生合材使用を検討する。
時間管理計画及びスピードアップ方策
●今後5年間で、下水道による汚水処理整備構成を図るため、次期長期計画期間中に普及率3ポイントアップさせる。
●一体的な整備・発注をし、スピードアップを図る。
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- 2021年10月11日
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