安食駅改良について
町では、町の玄関であるJR 安食駅の利便性向上、また利用環境を改善し、利用者にとって使いやすい施設とするため、安食駅の改良に向けて、整備手法や整備費等について検討を行っています。
安食駅の現状
安食駅は、東日本旅客鉄道株式会社成田線我孫子支線の駅であり、相対式ホーム2 面2 線構造、ホーム間は駅構内のこ線橋で連絡しています。現在、1 番線(北側)は1日6本の列車交換時に使用され、日中時間帯の列車発着は主に駅舎がある2番線(南側)で行われています。
安食駅の乗車人員(2020 年)は、1,743 人/日であり、近年の乗車人員は減少傾向となっています。
現駅舎は木造構造で、大正10 年(1921 年)に設置され、駅舎内には駅務室の他、自動券売機、のりこし精算機、自動改札機、待合スペースが整備されています。また駅に隣接する形で町によって公衆トイレが整備されています。
北口、南口共に駅前広場が整備され、南口はバス乗り場、タクシー乗り場、一般車、北口は主に一般車の乗降に使用されているほか、駅周辺には多数の駐輪場が整備されています。なお駅舎の成田方には、北口と南口を連絡する自由通路(昭和60年)、エレベーター(平成27年)や誘導ブロックが整備されており、バリアフリー化に対応しています。
「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(平成 18 年法律第 91 号)に基づき、バリアフリー化を総合的かつ計画的に推進するための整備目標等を定めた「移動等円滑化の促進に関する基本方針」では、鉄軌道駅及びバスターミナルについて、1日当たりの平均的な利用者数が2千人以上の施設は原則としてバリアフリー化を実施することとしており、当駅においては改札内のこ線橋においてバリアフリー化がされていない状況です。
整備パターン
町では、令和2年度に安食駅改良に向けた基本構想として、整備パターンの整理を行いました。合築駅舎とは、駅舎機能に行政施設を合わせた施設を示しています。なお、工事費には諸経費や管理費、消費税等を除いた純工事費となります。
パターン1(合築駅舎新設+改札内跨線橋のEV 整備) 純工事費9.2億円
パターン2(合築駅舎新設+北口簡易改札(階段+EV)整備) 純工事費9.3億円
パターン3(合築駅舎新設+北口簡易改札(スロープ整備)整備) 純工事費8.3億円
※パターン2、3については改札内こ線橋は撤去することとしています。
駅舎アンケート
町では、令和3年度に実施した町民意識調査にあわせて、上記の安食駅整備パターンについてアンケートを実施しました。
アンケート調査概要
対 象 者 町内にお住まいの満16歳以上の方、2,000人
実施期間 令和3年12月7日~24日
アンケート調査結果
回 答 713票 35.6%
(1)駅の利用状況について
1)最寄り駅
・「安食駅」が78.6%で最も多く、次いで「小林駅」が9.8%、「下総松崎駅」が7.7%で多い。
2)利用頻度
・「たまに利用する」が33.7%で最も多く、次いで「ほとんど利用しない」が28.5%、「頻繁に利用する」が18.1%で多い。
(2)安食駅の利用方法について
1)最寄りのロータリー
・「南側から改札へ」が64.5%で多い。
2)駅までの移動方法
・「徒歩」が41.7%で最も多く、次いで「自動車」が31.8%、「自転車・バイク」が15.9%で多い。
(3)安食駅舎の整備について
1)改築の有無
・「改築したほうが良い」が53.2%で最も多く、次いで「今のままで良い」が35.6%である。
2)整備パターン
・「パターン1」が51.2%で最も多く、次いで「パターン2」が26.1%で多い。
3)駅舎にあるとよい設備
・「特産品などを扱う産直施設」が49.1%で最も多く、次いで「役場窓口など役場出張所」が36.7%、「観光案内所」が25.6%。
4)望ましいバリアフリー手法について(「今のままで良い」と回答した方)
・「パターン1」が48.8%で最も多く、次いで「パターン3」が26.4%で多い。
関連ファイルダウンロード
- 町民意識調査報告書(抜粋)PDF形式/498.99KB
- アンケート(抜粋)PDF形式/507.35KB
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アンケート
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- 2024年2月27日
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