帯状疱疹に注意しましょう
■帯状疱疹とは
帯状疱疹とは、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まって帯状に広がる皮膚の病気です。
一般的に、初めに神経性の痛みを感じ、数日で発症や水ぶくれが生じ、赤い帯状に広がります。ピリピリと刺すような痛みとなり、夜も眠れないほど激しい場合があります。
■原因
子どもの時に感染した水痘(水ぼうそう)ウイルスが原因で起こります。水ぼうそうが治った後もウイルスは体内に潜んでおり、加齢や疲労、ストレスなどにより免疫力が低下した時にウイルスが再び活性化して帯状疱疹が起こります。50歳以上になると発症率が上昇し、80歳までに3人に1人が発症するとも言われています。
■予防
免疫が低下しないよう、日頃の体調管理が重要です。
・食事のバランスに気をつける。
・適度な運動を心がける。
・質の良い睡眠をとる。
・ストレス発散を心がける。
■予防接種
帯状疱疹の予防のために、現在、主に2種類のワクチンが流通しています。接種の際は、医師と相談しながら、個人の判断で予防接種を受けてください。栄町では、帯ワクチンの公費助成制度は実施しておりません。
水痘ワクチン(ビケン) | 帯状疱疹ワクチン(シングリックス) | |
種類 |
生ワクチン | 不活性化ワクチン |
発症予防効果 | 約50%程度 | 約97% |
接種回数 | 皮下注射1回 | 筋肉注射2回 |
費用の目安 |
概ね8,000~10,000円程度 (医療機関により異なる) |
概ね18,000~25,000円程度 (医療機関により異なる) |
持続効果 | 約5年 | 約9年以上 |
特徴 |
(シングリックスと比較して) ・価格が安い ・副反応が少ない ・予防効果が劣る ・免疫不全者や妊婦は使用できない
|
(ビケンと比較して) ・価格が高い ・副反応が強い ・接種回数が多い ・予防効果が高い ・発症しても、後遺症の発症率を抑える |
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは健康介護課です。
栄町役場 1F西 〒270-1592 千葉県印旛郡栄町安食台1丁目2番
電話番号:0476-33-7708【健康推進班】 0476-33-7709【介護総務班、地域包括支援班】
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- 2023年1月16日
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