環境にやさしい水田の水管理について
環境にやさしい水田の水管理について
近年、大気中の二酸化炭素など温室効果ガスの濃度が上昇することによる地球温暖化が世界規模で問題となっています。
水田から発生するメタンは年間557万トンであり、国の総排出量の0.5%を占めており、水田からのメタン発生の抑制に積極的な取り組みが求められています。
◎中干しの延長による水田メタン発生抑制
稲わら、麦わら等の有機物を施用した水田では、中干し期間を慣行からさらに1週間程度延長させることで、効果的にメタンの発生量を低減させることができます。
地球温暖化防止の観点から、各地域の気象条件、土壌、品種等の諸条件を考慮に入れながら、今後は、
(1)稲わらの秋すき込みの励行
(2)稲わらのすき込みから堆肥施用への転換
等の水田メタン発生抑制対策に加えて、
「中干し期間の延長」に取り組みましょう。
なお、メタンの発生を抑える目安として、最低限、土壌に小ひびが入り、田面を踏んだときにかかとが少し沈む程度にまで乾燥させることが必要です。
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- 2022年5月20日
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